家庭菜園 堆肥作り(コンポストを使用する)

家庭菜園 堆肥作り(コンポストを使用する)

家庭菜園での堆肥作りは 原料の違いで堆肥にもいろいろな種類があるように、その作り方もさまざまな方法があります。一般的に行われている堆肥作りの方法は以下の3つの方法があります。

  1. 堆肥枠を使用する
  2. コンポストを使用する
  3. 生ごみ処理機を使用する

2.コンポストを使用する

生ゴミリサイクル用に普及している、ポリエチレン製コンポストを使う方法です。 土の上に設置して、上部の蓋を開けて台所から出る生ゴミを入れていくというのが基本的な使い方です。生ごみでも野菜くずや、果樹の皮等を細かくすることで分解が早く進みますが、塩分が多いものや動物性の物(肉や魚の骨その他)は、分解に時間がかかることや土をきちんとかぶせないと 悪臭が出る、虫が湧いてしまうこともあるので、悪臭や虫がわくことを避けるためには、動物性の物を投入せず はじめは野菜や果物の残差を投入することが望ましいです。環境が慣れてきたら、少しづつ細かくした 魚の骨や肉等を投入していきます。長所としてはコストが安い点で、コンポストの他には必要に応じて脱臭剤や紙、段ボールを購入する程度です。自治体によってはコンポスト導入について補助が出る場合もあります。現在、ミミズコンポスト(キャノワーム)については、全国540カ所の地方自治体で生ごみ処理機の購入助成金として補助金が出るのでお住まいの地域のホームページや、お住まいの地域の役所(環境課その他)に問い合わせをしてみることもおすすめします。(生ゴミ投入後に土を被せておくと臭いなどを防ぐことができ、土中の微生物によって堆肥化も促進されます。)生ごみの発酵が遅かったり、分解が進まない場合は、微生物が生ごみより少ないので、ミミズを購入して微生物を増やして分解を促進したり、竹炭等で微生物の働きを良くすることも考えていきます。一般的に、コンポストがいっぱいになってから堆肥化するまでには、1~2ヶ月の熟成期間が必要のなので、堆肥枠同様2~3個用意しておくと便利です。  家庭菜園堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

家庭菜園 堆肥(堆肥作り)

家庭菜園 堆肥(堆肥作り)

家庭菜園の堆肥作り は原料の違いで堆肥にもいろいろな種類があるように、その作り方もさまざまな方法があります。一般的に行われている堆肥作りの方法は…

  1. 堆肥枠を使用する
  2. コンポストを使用する
  3. 生ごみ処理機を使用する

などがあります。 この他、ミミズに生ゴミを食べてもらって堆肥を作る「ミミズコンポスト」、の方法もあります。 また以前は、農家を中心に、落ち葉や藁、刈り取った草などを土の上に積み上げ、そこに家畜の排泄物や微生物菌などを加えて堆肥化した「野積み」という方法も盛んに行われていました。しかし、現在は「家畜排せつ物の管理適正化及び利用の促進に関する法律(家畜排せつ物法)」の施行により、防水シートを使用したり覆いを掛けるなど、家畜排せつ物が地下に浸透して地下水を汚染することなどがないよう適正に管理することが必要となってきました。

1)堆肥枠を使用する

土の上に設置した枠の中に、落ち葉や刈り取った草、野菜クズなどを積み上げてサンドイッチのようにし堆肥化する方法です。 枠で囲うことによって、ただ積み上げたものに比べて崩れにくく、スペースもコンパクトになることで、効率がよく、発酵熱も逃げにくく堆肥化も早くなります。 木製やプラスチック製の堆肥枠もお店で販売されておりますが、家庭菜園で使用する場合、一般家庭にはサイズが大きすぎることもあるので、自分で作ることをおすすめします。堆肥枠の長所は、値段が安いことです。自作するなら、90センチ×180センチの大型サイズのものでも5千円程度で購入出来ます。また場所に応じて自由自在にサイズを調整できます。蓋はブルーシートなどで簡単にしても良いですが、同じく木材で蓋を作っておくと生ゴミを投入するときに楽になります。短所は、堆肥枠は屋外に設置するため、生ゴミを外に持ち出さなければならない点です。また堆肥になるまでの期間は2ヶ月から場合によっては半年と、堆肥枠に入れるものや季節によって期間は異なります。 生ゴミ投入後に土をかぶさたり、切り替えし(堆肥枠の中をかき混ぜ、空気を入れること)を行なうと、堆肥化が促進されます堆肥枠は切り替えし用に2~3個用意しておくと便利です。

家庭菜園堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

 

 

家庭菜園 堆肥(未熟堆肥の活用方法)

家庭菜園 堆肥(未熟堆肥の活用方法)

農作物を育てる1ヶ月以上前に家庭菜園やプランター鉢に入れ分解を促していきます。又は、家庭菜園の近くに庭等の場所がある場合は天日などで直接日光に当てて2か月程度乾燥させていきます。未熟堆肥を家庭菜園やプランター、鉢に入れ、酸素の供給をよくするため浅めによく耕しておきます。深くすきこんでしまうと嫌気性の環境になり、アンモニアガスが発生して酸素が入り込まなくなることで、通気性が悪くなり根は障害を受けやすくなります。 家庭菜園や、プランター、鉢などに農作物を植えた後であれば、家庭菜園やプランター、鉢の土の表面を覆うようにまくことで、直接根と触れないでしないで土の表面で分解させることが可能となります。その結果、養分が少しづつ家庭菜園やプランター、鉢の土に沁みこんでいくようにしていきます。

完熟堆肥と未熟堆肥の見分け方

ミミズの反応によって見分ける方法。コップに1/3ほど少し湿った位の堆肥を入れて、観察します。

未熟堆肥:入れた直後に逃亡しようとする。1日で死滅する。

中熟堆肥:入れた直後多少嫌がる。1日後色が変化し、動きが悪くなる。

完熟堆肥:入れた直後すぐもぐる。1日後も変化なく元気。

堆肥の安全性ついて考える

私たちがお店その他で購入する堆肥には発酵を促進するために、動物の糞尿(牛ふん、鶏糞)が使われていることが多いです。東京都立衛生研究所の発表によると、0%近くまで減少した日本人の寄生虫卵保有率が復活の兆しが出てきていて、この原因のひとつに堆肥を多く使用した有機栽培の野菜との関係を指摘する声が出てきました。通常は堆肥の製造工程中の発熱によって寄生虫を死滅させているのですが、未熟な堆肥を使用している場合 発熱がされていないことから 問題が出てきました。更に、畜産廃棄物の糞尿には、ミミズやバクテリアと違って使用されている餌、抗生物質や飼料添加物などの残留が、検査基準のないまま使用されている懸念も払拭できません。いろいろな指摘がある中で、衛生や検査環境が整っている工場で製造されている堆肥の場合でも、完熟にするために ミミズやバクテリア等のを混ぜたり、ミミズの堆肥を混ぜたり、竹炭等で微生物の働きを活発化させることでより安全な完熟堆肥として使用することが出来ます。

 

家庭菜園堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

家庭菜園 堆肥とボカシの違い

家庭菜園 堆肥とボカシの違い

堆肥とボカシの違い 堆肥化はPH値が11~14のアルカリの条件で微生物の力を利用し、空気を好む細菌が温度を高めて分解させて作られたものであり、ボカシは土と混合して熟成させ肥料成分を薄めることで出来るもので、効果としては作物の根の酸素欠乏や通気性を良くしたり、熱容量の高い障害を受けにくくします。ボカシ肥はミミズその他の微生物活動によって作られていても堆肥ではなく、有機肥料の仲間に入ります。ボカシは種類が多く、土を入れないで作るものもあり、化学肥料を混合するものや、米糠に糖蜜や微生物資材を混合して嫌気性の状態で発酵したものもあります。 堆肥を使うとどんな効果があるか 堆肥には肥料の三大要素(窒素、リン酸、カリ)のほかに微量要素(微量ミネラルを含む)が供給される効果があり、作物の増収、作物の品質の向上、収穫の安定などのメリットがあります。堆肥を継続的に投入することで、土がふかふかな通気性が豊かで保水性、排水性など土壌の改良がすすみ、安定した作物を栽培する環境が出来ていきます。

完熟堆肥を使用します。

完熟されていない未熟な堆肥を畑に投入すると、細菌や糸状菌が急激に増え、その呼吸ガスや代謝産物が作物の根に障害を与えます。具体的には、チッソ肥料(とくにアンモニア態肥料)や有機質肥料、未熟堆肥などを大量に施したときに、その分解によって発生したアンモニアが土壌中にたまり、それが温度上昇や土壌乾燥にともなってガス化して作物の葉などに急激に障害が発生します。(とくに中性やアルカリ性の土壌で発生しやすい)。また、酸性土壌(PH5以下)や土壌消毒などによって土壌微生物(とくに亜硝酸酸化細菌)の働きが低下すると、アンモニアから変化した亜硝酸が土壌に蓄積し、それが同様にガス化して障害を与えることもあります。これらのガスが土壌に入ると、土壌の酸性化をうながし、石灰、カルシウムなどの要素欠乏症が発生することもあります。完熟堆肥とは分解するものがなくなり肥料成分が無機化して、作物が吸収できる状態になっているものをいいます。作物には障害を与えない安心して使える完熟堆肥を使用することが望ましいです。

家庭菜園堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

家庭菜園 堆肥の種類

家庭菜園 堆肥の種類

肥料分の少ない堆肥

稲わらや、畳わら、竹炭や木屑、植物を原料にした堆肥です。腐葉土などに近い種類の堆肥で、主に土壌改良に効果があります。炭素率が20以上のものをいいます。

炭素率とは、有機物などに含まれている炭素(C)量とチッソ(N)量の比率のことで、C/N比が20を境として、それより小さい(つまりチッソが多い)ほど、微生物による有機物分解が早く、適切にチッソが放出され(無機化)、反対にC/N比が大きいほど分解が遅く、土の中のチッソが微生物に取り込まれる(有機化)てしまいます。

C/N比の小さい有機物を土に施すと肥料効果は高いものの、土壌改良効果は低く、過剰な投入には注意が必要になります。いっぽうC/N比の大きな有機物を土に施すと、作物の利用できるチッソが少なくなって一時的なチッソ飢餓の心配があるものの、微生物や腐食を増やし、保肥力を上げる効果があります。ちなみに、イナワラのC/N比は50~80、モミガラは70~80、落ち葉は30~50、生ごみは種類にもよりますが10~20。C/N比は堆肥つくりや堆肥の品質診断にも重要で、材料のC/N比を20~40に調整し、仕上がった堆肥が15~20になるのが望ましいです。

豊かな土を作る微生物や、ミミズのエサになる成分が多く含まれているので柔らかな通気性のある畑を作ります。ミミズは土を柔らかくするだけではなく、ミミズの消化管を通った土のなかには、、チッソ、リン酸、カリ、マグネシュームが豊富に含まれているので、野菜が育ちやすいいい土になります。

肥料分の多い堆肥

家畜の糞などが多く含まれた堆肥で、炭素量は20以下のものをいいます。 鶏糞や豚糞を混ぜて作ったもので、チッソ分が多く、他の肥料を施すときは少量にして使う必要があります。厩堆肥でも、牛糞を使った堆肥はチッソ分が少なく、どちらかといえば土壌改良用の堆肥です。化学肥料には少ない微量要素が牛糞堆肥には豊かに含まれているので野菜の生育を助け、有機肥料独特の美味しい野菜作りに適した堆肥です。

家庭菜園堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

 

家庭菜園 堆肥(堆肥をつくる条件)

家庭菜園 堆肥をつくる環境づくりの条件2回目

4.発酵熱を促進させるために材料の量を確保します

発酵熱を効率よく安定的に出せせるためには、ある程度材料が多いことが求められます。少ないと周りの材料から熱を吸収されること発酵熱が安定的に出ることができなくなります。材料は多いほど熱は確保されますが、多すぎると発酵に時間がかかるのと、熱が高くなりすぎることで火事の原因にもつながる可能性が出てくるので、多すぎてもよくありません。

5.材料は生ゴミや竹炭

発酵菌を安定的によく増やしていく菌を安定的によく増やしていく(増殖)させるためには、生ゴミ以外に、土や米ぬか、竹炭や木の葉などをまぜると発酵促進に効果があります。竹炭は微生物を増やすことと、PHの調整(酸性とアルカリ性の調整)など微生物を増やし、発酵菌を安定的によく増やしていく環境を整える効果があります。

6.材料を均一化します

発酵熱が上昇してきたら材料をかき回すことで空気を入れていきます。これは一般的に「切り返し」と言われている作業で酸素の供給と水分の調節をすることで、発酵分解を促進させ、中の材料を均一化することで、環境を安定化させます。「切り返し」の作業終了後、急激な熱の上昇がなくなれば堆肥が出来上がったという目安になります。発酵が終了した堆肥は、色やにおいも作業をはじめたころの、水分が少し残っている 手で触れるとベタベタした感覚がなくなり、土に近い状態に変わります。においもはじめたころの 生ごみその他から発生される独特のにおいから、いい土に近い臭いに変化していきます。
まとめ

上記の6つの条件は、堆肥づくりの一般的な環境条件です。これらの条件をクリアするためにどうすればよいかの方法はいろいろあります。堆肥を作る場所、現在確保できる材料、どのくらいの堆肥の量が必要かなどどのような方法がご自分に合っているか考えることがとても大事になります。

家庭菜園堆肥として使用されている「みみず」は有機特殊肥料として注目されています。

 

家庭菜園 堆肥(堆肥のつくり方)

家庭菜園 堆肥(堆肥の作り方)

木の葉や落ち葉、木くず等の有機物は自然界の中で、長時間を有して、熟成することで堆肥となり、農作物や植物の肥料になります。これに対し機械を使用して時間をかけないで人工的に作る堆肥は人が乾燥機その他の設備をそろえることで生産されます。 堆肥は材料を腐らせるのではなくさせるのではなく、「発酵」という作業により生産されるので、EM菌その他嫌気性菌ではなく好気性菌を増加するための環境を整えることが条件として求められます。

家庭菜園 堆肥をつくる環境づくりの条件

1.水分を調整する

水分を50%~55%に調整します。普通、生ゴミは種類によりますが水分が90%から98%位なので、水分をとばす(減らす)ことが求められます。水分が多すぎると、好気性菌ではなくて、嫌気性菌が増えることで悪臭が増えることで腐ってしまいます。水分が少ないと発酵するための菌が増えていかない(繁殖)していかないので、堆肥になっていきません。50%くらいの水分とは、感覚で言うと手で生ごみその他をつかんでも水分が垂れないで、その固まりが少しこぼれていく程度です。

2.空気を調整する

発酵している間はかき回すその他で酸素を与えることが必要となりますが、微生物の分解に伴う発酵熱を保たせるため、空気をある程度遮断する必要があります。材料に畳わらや、稲わらなどが含まれていると、上から重しをかけて、空気を多く含まないように調整が必要です。そして、1週間に1回程度空気を入れるため、かき回すことで空気を調整します。

3.発酵するときの熱が大事です

発酵するときに菌が増えていき(繁殖)、堆肥から熱が出ます。この熱は材料によって温度が変化しますが、一般的に60度から高いときは70度になって、病原菌や寄生虫の卵、雑草の種子などを死滅させます。このように高い発酵熱が上がらないとウジがわいてしまい堆肥つくりはうまくいきません。

家庭菜園堆肥として使用されている「みみず」は有機特殊肥料として注目されています。

家庭菜園 プランターの土を生き返させる

家庭菜園での プランターの土を生き返させる(土作り~PHの調整(酸性からアルカリ性へ)、補足肥料

家庭菜園をやられている方で、プランターで生産する場合、例えば 最近人気のある バジルと大葉を古い土を生き返らせて、いい土にするためには、3つやらなければいけないことがあります。

1つ目は、土を良くするために栄養分を補給することです。

具体的には、腐葉土を使用して土の品質をいい土に変えます。

一般的に、ミミズやバクテリアなど土壌微生物が腐葉土を作ります。

腐葉土の使用方法は2つあります。

主な効果は「通気性」や「保水性」「保肥性」を高めてくれる点です。環境の良い土壌は通気性が良く、土の中にある栄養や水分を補充しています。保水性・保肥性を高めてくれる腐葉土を使用することで作物に十分な栄養・水分を与えることが可能となります。2つ目は「防寒対策」です。腐葉土は土のうえからかぶせるだけで防寒対策ができます。土の表面3~4cmほど腐葉土でおおうことで、使用されている家庭菜園の寒さや雪から植物を守ります。また病原菌のもととなる雨水がたまるのを防ぎます。

2つ目は、PHの調整です(酸性からアルカリ性にする)

日本の土壌は地域特性として酸性土壌が多く、土壌の中に含まれるアルカリ分(石灰)が雨や水によって流れてしまうため、家庭菜園でつくる作物によって、適地適作という言葉があるように、酸性土壌が適している作物と、弱アルカリ土壌が適している作物があることが理解できます。今回、作物として取り上げたバジルと大葉は、弱アルカリPH8~PH11以下なので、竹炭や石灰や苦土石灰で弱アルカリに調整しないといい作物が出来ません。

3つ目は、ミミズやバクテリアなどの微生物を増やすことです。 具体的には、ミミズやバクテリアなど土壌生物が腐葉土を作るため、微生物を増やすために、堆肥等を使用して、ミミズやバクテリアが住みやすい環境をつくることが求められます。堆肥とは、有機物を微生物によって分解した肥料のことを指します。

家庭菜園 土づくり4回目

家庭菜園 

 家庭菜園の鉢植えやプランターの土づくり

家庭菜園で、鉢やプランター、コンテナで栽培するときの家庭菜園の土づくりは、庭や畑に比べて土の量が少なく、水やりの頻度が多いため、通気性や水はけをよくしておく必要があります。 さまざまな培養土もホームセンターその他で市販されています。植える量が少ないときには便利ですが、自分で配合するのに比べてかなり割高となります。

基本の土は赤玉土(または真砂土)

赤玉土7割に腐葉土3割程度混ぜたもので、この配合でどのような樹木や草花にも適応します。野菜や草花を植えるとき、腐葉土を増やして4割に増やしたり、通気性をよくするために桐生砂等を1割程度加えます。また、多肉植物やサボテン、ラン類等には違う用土が使用されますが、一般的な野菜や草花には基本配合である、赤玉土7割、腐葉土3割の配合を使用します。その後、天候や日照、設置場所、通気性等で他の物を補足材として付け加えていきます。

確認事項として、赤玉土などを袋入りで購入した時に、微塵(みじん)と呼ばれる粉状の部分は使用すると、通気性が悪くなるのでふるいやシャベルその他で省きます。また、腐葉土の代わりにミミズ堆肥やバーク堆肥、牛糞などを腐葉土に混合して使用するとよい用土になります。

その他の用土の配合

赤玉土50%に腐葉土50%の配合が適している草花として、代表的なものは「あさがお」「きく」「ベロニカ)等です。

品目別配合事例

赤玉土6割~7割、腐葉土3割、その他1割 投入する野菜品目としては、実もの野菜(エンドウ豆、オクラ、かぼちゃ、そら豆、いちご、とうもろこし、きゅうり、なす、ズッキーニ、ピーマン、とまと)葉もの野菜(ホウレンソウ、コマツナレタス、キャベツ)

赤玉土5割、腐葉土3割、その他1割 投入する野菜品目としては 根もの野菜(大根、にんじん)

赤玉土4割、腐葉土3割、その他1割 投入する野菜品目としては イモ類(サトイモ、ジャガイモ、さつまいも)

 

 

家庭菜園 土づくり3回目

 

家庭菜園の土づくりは、基本用土と補助(改良)用土に分類され、育てたい野菜に適した土壌となるように配合して使用します。

補助(改良)用土の種類 補助用土または改良用土は、基本用土の土壌を改良するために使用されます。有機質のミミズや微生物によってつくられた用土と人工的に機械にかけ、熱風乾燥処理などで生産したものがあります。補助用土として、代表的なものが7つあります。

(1) 腐葉土

落葉広葉樹の葉を堆肥腐熟させたものです。ミミズやバクテリアなど土壌生物等有機物が豊富で通気性や保水性、保肥性がよく、基本用土に混ぜて使用されます。必ず完熟したものを使用してください。完熟していないものは、(機械で熱風乾燥しただけのものその他)分解が途中なので、C/Nバランスが悪く チッ素過多土壌になり、塩分濃度が高く、保水性が悪くPHも高い傾向にあります。結果、土が固くなり作物の収量が低くなる傾向が予測されます。

通気性 保水性 保肥性 pH
6.0-7.0

(2) ピートモス

寒冷な湿地帯でミズゴケが堆積し、腐植化したものです。腐葉土と同じような特性がありますが、酸性が強いため中和剤として使用するのが一般的です。

通気性 保水性 保肥性 pH
3.5-4.5

(3) 木炭・くん炭・竹炭 木材、竹材

木炭や竹炭やヤシ殻、もみ殻などを蒸し焼きにして炭化させたものです。通気性や水もちがよく、土中の有害物質を吸着させる効果もあります。土壌の改良に使用されます。

通気性 保水性 保肥性 pH
8.0-9.0

 

(4) 堆肥

針葉樹の樹皮に鶏ふんなどを加えて発酵させたバーク堆肥や、ふんを発酵させた牛ふん堆肥、馬ふん堆肥、ミミズ堆肥(ミミズのふんも含む)などがあります。

通気性 保水性 保肥性 pH
6.0-7.0

(5) パーライト

真珠岩や黒曜石を高温高圧で焼成したものです。非常に軽く多孔質で、通気性や水もちに優れますが、保肥性はありません。

通気性 保水性 保肥性 pH
8.0-8.5

 

(6) バーミキュライト

蛭石(ひるいし)を高温で焼成したもので、非常に軽く薄い板状の多層構造です。ハンギングバスケットや種まきの用土として使用されます。

通気性 保水性 保肥性 pH
6.5-7.0

(7) ゼオライト 沸

石(ふっせき)を含む多孔質の石で、保肥性があります。鉢底などに敷いて根腐れ防止に使ったり、土壌の保肥力を良くする土壌改良材として使われます。

通気性 保水性 保肥性 pH
6.0-8.0