ミネラル塩 世界の塩事情

ミネラル塩 日本の塩事情 全体の消費量 アジアで最も塩を多く生産しているのは中国で、四川省では天然の塩水が湧き出す塩井から塩を生産しています。福建省、江蘇省、浙江省などでは天日塩田から塩を生産しています。 浙江省では池の底に陶片をしきつめて塩水を張り、黒いビニールをかぶせて塩をとっています。中国産の天日塩は日本にも輸入されています。

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ミネラル塩 世界の塩事情 

塩は世界各国でも、大切な資源であることはいうまでもありません。しかし、島国の日本が塩の原料を海水に頼っているのに対して、世界ではさまざまな方法で塩を製造しており、原料の採取法も多岐にわたっています。日本のような海塩のほか、岩塩、塩井、塩潮、塩沼などがあります。

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ミネラル塩 日本の塩事情 塩の全体の消費量

ミネラル塩 日本の塩事情 全体の消費量 全体の消費量からすると、塩は今や調味料というよりむしろソーダ工業の原料の役割として、重要なものになっています。ソーダというのは、反応性が強いので自然界に単独では存在しません。工業に使用される塩は、ナトリウムを利用して化学薬品、紙、セメント、ガラス、石油製品、皮革、せっけんなど実にさまざまな製品の製造に使われています。 1992(平成4)年現在、日本での塩の生産量は137万9千tとなっています。

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ミネラル塩 日本の塩事情 塩の用途

ミネラル塩 日本の塩事情 1971年(昭和46)年頃までには、全国平均1人1日あたり、17~18gまで食塩消費量が下がり、1995年(平成7)年では13.2gとなっています。(平成9年度 「国民栄養の現状」厚生省保健医療局)しかし、人々が減塩を叫んでいる一方で、日本には大量の塩が輸入され、盛んに生産もされています。というのは塩には食用としてだけではなく、工業用としての用途もあるからです。現在の日本で消費されている塩のうち、約80%はソーダ工業に使われており、5%ほどが一般工業用に使用されています。食品加工用は11%、家庭用としては4%しか消費されていません。

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ミネラル塩 日本の塩事情

日本では仏教の影響から、肉食を忌避する傾向があったこともあって、米と野菜、それに野菜を多く摂る食習慣が一般的で、肉食の場合、肉に含まれている塩分を知らず知らずのうちに摂取しているので、というかたちで食べることは少ないと言われています。しかし、日本では肉食の習慣が少なかったため、肉食を習慣としている海外の国に比べて塩分摂取量が非常に多いと言われてきました。1935年(昭和10年)食塩消費量は秋田で34g、大阪では25g、1950年、日本で食塩の平均栄養所要量は、一人1日13gです。この後、アメリカで食塩の摂取と高血圧との関係が示唆され、塩分の取りすぎを警戒する傾向が人々の間に広がりました。

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ミネラル塩 日本の塩事情

という一文字から、ふつう連想するのは、白い食用の塩と思いがちです。 しかし「しお」は「しほ」すなわち、「潮」と語源を同じくする言葉です。 これは四方を海に囲まれた日本では、海水から多く塩を作り出していたことに由来するものであると考えられています。「しお」または「しほ」は、海潮の流れや海水そのものを指す語でもあり、染色の際に色の定着の程度を示す語として使用されていたようです。  塩といえば、誰もが、生命の維持に欠かせない調味料として使用されています。塩は、植物や動物の組織から水分を除くという作用や、腐敗を防ぐ作用などから、魚や野菜の塩蔵保存や味噌、醤油などの他の調味料の材料として使用されてきました。

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