雑穀の効能(雑穀アワ)機能性

アワはアミラーゼおよびインベルターゼの酵素活性が高く、発芽アワのアミラーゼは古くから水飴などに広く使用されてきた酵素のひとつである。 アワのタンパク質には、ヒエなどと同様に脂質代謝を改善し、善玉コレステロール濃度を上昇させる作用があり、動脈硬化症や血栓の予防効果が期待されます。抗酸化性は穀類中では、黒米、ヒエやモロコシに次いで高く、アワは活性酸素を除去する働きが期待されます。

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雑穀の効能(雑穀アワ)栄養価

アワはビタミン剤と言われています。アワの中のカリウムやカルシウム、ビタミンB1、B2は白米の三倍ほど多く含まれていて、ナイアシンも多く、ビタミン粗の良質な摂取源としても優れている。アワはビタミンが比較的よく保有されます、食物繊維は100g中に3.4gと白米の7倍以上含まれています。消化呼吸率も93%程度と優れ、食味が良い。タンパク質、脂質も多く含んでいるが、リジンが制限アミノ酸になっており、タンパク価は32と白米や小麦の半分であることから、リジンを豊富に含む食品とあわせて摂取することでカゼインに匹敵する栄養源となります。アワと白米を混ぜて主食とすることは、双方の栄養的な欠点を補うことになります。

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雑穀の効能(雑穀ヒエ)の栄養価

ヒエは多くのビタミンB1を多く含むことから、米飯のビタミンB1補給として使用されていることがあります。またヒエは白米に比べて、カルシウムやリンが2倍、鉄分が3倍、食物繊維が4倍多く含まれています。ヒエの粗タンパク含む量は約10%で白米より4割ほど多く、必須アミノ酸としては、トリプトファンなどを多く含んでいます。リジンは白米より豊富ですが他のイネ科作物と同様に、不足していることからタンパク質の構成(アミノバランス)を考えてリジンを多く含む食品と合わせて摂取するとよいです。

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雑穀の種類

穀物は、古代から世界各地で生産され、人間の主要作物とされてきた。日本では、縄文時代には、ヒエ、アワ、キビが栽培されていたことを示す遺跡が残っています。     雑穀という言葉は、コメ以外の穀物を指す言葉として使用され、時代や地域によっても雑穀に含める作物の種類は異なります。主な雑穀として、イネ科では アワ、ヒエ、キビ、モロコシ、ハトムギ、シコクビエ、トウジンビエ、フォニオ、テフ、インドビエ、コド、サマイなどがあります。擬似雑穀として、ヒユ科のアマランサス、アカザ科のキヌア、シソ科のエゴマ、タデ科のソバ、ダッタンソバがあります。

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たかきび

イネ科モロコシ属の1年生産、モロコシともよばれる。高さは数メートルにも及び、穂が全体の量に比べて大きい「子実型」草丈が3mを超えて穂が全体の量に比べて小さい。「ソルゴー型」、中間の「兼用型」がある。原産地は、チャド東部からエチオピア東部にかけてのサバンナ地域と言われている。

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キビ

イネ科キビ属の一年草、高さ約1m。葉は幅広の剣状、夏から秋にかけ、茎の頂に多数の花穂をつけ、実ると垂れる。実は2ミリほどの扇球形で、白または黄色。栽培キビの原産地は、東~中央アジアの温帯地域と推定されている。

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ヒエ

イネ科ヒエ属の1年草。高さ1~2m。穂は総状で長さ15cm前後、穂実は短楕円形で小さく灰色のものが多いが褐色、赤褐色のものもある。春に撒き、秋に収穫。病虫害に強いので、以前は飢餓を救う作物として多く栽培された。

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アワ

イネ科エノコログサ属の1年草。高さ約1m、夏から秋にかけて花穂を出し、多数のえいかをつける。五穀の一つで、飯や餅、団子、酒や飴の原料となるほか、小鳥の飼料となる。起源は東~中央アジアで、アワの祖先種は雑草のエノコログサである。

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戦後20年で減少した雑穀産地

敗戦後日本の農業政策は、食糧倍増計画等の施策で水田稲作だけがすすめられ、1950年の世界農業センサスデータでは、25万haだったのが、1969年では、そば以外データでは消えてしまいました。これには、戦後アメリカからパン小麦が入り、日本人がイネを食べなくなると同時に減反政策がはじまり、生産量が減少したことが原因となります。

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