マクロビオテイック 脂質と脂肪酸

脂質は「あぶら」の総称です。室温で固体のものは「脂」、液体のものは「油」です。 脂質の働きは、大きく分けて二つです。一つは、脂質は同じく体のエネルギー源になることです。とり過ぎた脂質は脂肪組織に備えられ、必要なときに燃やされます。もう一つは、からだの材料になることです。細胞膜をはじめとする膜組織、ホルモンなどの重要な材料です。食べ物に含まれている脂質はおもに中性脂肪は、脂肪酸とグリセリンから出来ています。脂肪酸には、色々な種類があります。 最近のマクロビオテイックでは、「油」は少なめに用いることがすすめられます。食べ物にも脂質はたくさん含まれていますので、食べ物の脂質と、少量のごま油、ナタネ油、オリーブ油などをとれば大丈夫とされています。

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マクロビオテイック の甘味料

マクロビオテイック ですすめられる甘味料は、白砂糖と比べると、ビタミンやミネラルが含まれます。ビタミンやミネラルを補給するために甘味料を食べるわけではありませんが、白砂糖よりもバランスが良いと言えます。こうした甘味料は、体に優しいですが、単糖・二糖類がたくさん含まれています。少なめに食べることがおすすめです。 甘酒、米あめ、麦あめなどの穀物甘味料 甘酒は、米のでんぷんが、麹のアミラーゼによって分解されていて甘みがあります。米あめ、麦あめは、米や麦のでんぷんが、麦芽中のアミラーゼによって分解されて、甘味があります。

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マクロビオテイック ブドウ糖

人の血液中には一定量のブドウ糖が存在しています。空腹時のブドウ糖の濃度は80〜100mg /dl程度で、食後は若干高い値となります。このブドウ糖の濃度は血糖値と呼ばれ、からだが正常に機能するためには常に一定に保たれなくてはなりません。血糖値を一定に保つことで、エネルギーを必要とする組織にスムーズにブドウ糖を供給することが出来ます。特に、いつもたくさんのエネルギーを必要とする脳にとって、ブドウ糖は大切なエネルギー源です。もし、血糖値が一定以下になると、脳や神経がはたらかなくなってしまいます。体の中では、この重要な血糖値を一定に保つために、いくつかのホルモンが働いています。膵臓から分泌されるインシュリンは血糖値を下げます。また、同じく膵臓から分泌されるグルカゴンは血糖値を下げます。ブドウ糖が余ったときには、インシュリンがはたらいて、ブドウ糖がグリコーゲンという形につくりかえられ、肝臓や筋肉に貯蔵されます。ブドウ糖が少なくなったときには、グリコーゲンがグルカゴンによって分解されてブドウ糖になります。肝臓や筋肉中のグリコーゲンの貯蔵場所がいっぱいになると、余分なブドウ糖は脂質に変えられて蓄えられます。

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マクロビオテイック 炭水化物=食物繊維+糖質

炭水化物とは、食物繊維と糖質の合計です。食物繊維は、人の消化酵素では消化することのできない成分です。消化・吸収されずに、そのまま便に混ざって排雪されます。糖質は、からだのエネルギー源になります。糖質は、砂糖をはじめとした甘いものだけではありません。ごはん、芋などに含まれるでんぷんも糖質の仲間です。マクロビオテイックでは、砂糖をはじめとした甘いものを少なくして、でんぷんなどの多糖類と呼ばれる糖質を中心に食べることがすすめられます。

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マクロビオティック 酵素健康法

酵素健康法では、「食物酵素の摂取」を重視します。生の食べ物を食べることで、食物酵素を取り入れることが出来、からだの代謝酵素や消化酵素の消費が節約できるとされます。その結果、代謝や消化が改善され、健康維持や痩身などの効果が期待できることになります。酵素健康法に対して「食べ物の持つ酵素を人間が利用できるとは考えにくい」とか「酵素は胃の中に入ると変性してしまう」とも言われます。酵素は。野菜や果物、発酵食品をはじめ、肉、魚などの食べ物にも含まれています。酵素は48度の加熱で活性が失われ始めますので、酵素をとるには、加熱せずに生で食べる必要があります、生の食べ物には酵素が多く含まれているということで、「ローフード」「リビングフード」などとして、食事の大半を生で食べる食事法がアメリカを中心に広がっています。マクロビオテイック的に酵素をとるには、発酵食品がおすすめです。伝統的な製法で作られた漬物・味噌などには酵素が含まれています。

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マクロビオテイック 酸性食品とアルカリ性食品

私たちの血液は、弱アルカリ性を保つ必要があります。酸性食品をたくさん食べることによって、実際に血液が酸性になるわけではなく、からだが自動的に調整して弱アルカリ性を保ちます。しかし、その調整の際に、ミネラルが不足すると言われます。 「タンパク質を摂取し過ぎれば、酸を中和するために骨が使われるので、骨が弱くなる可能性がある」「砂糖や動物性食品はカルシウムを奪う、骨泥棒とされるので、骨粗鬆症の予防のためアルカリ性食品を摂取するように」などと言われています。 酸性食品、アルカリ性食品の分類は科学的に正しくない。酸性食品は、極陰性、極陰性の食べ物となります。アルカリ性食品は、中庸の食べ物です。白砂糖をたくさん食べてきた人には、穀物、根菜類、海藻がすすめられます。肉・魚・卵をたくさん食べてきた人には、葉菜類がおすすめです。マクロビオテイックでは、陽性のお肉を少なくすることもあって、陰性の果物は少なめです。しかし、動物性食品をたくさん食べて来た人や、野菜が苦手な人は、果物をたくさん食べると良いです。

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マクロビオテイックは粗食か❔

豪華な料理と言えば、脂をたくさん含んだ動物性の食べ物だったり、多くの油が使われています。どうしても油をとり過ぎてしまい、血管の中がベトベトになったり、臓器の働きが悪くなったり、骨や筋肉にも影響して関節の具合が悪くなったりします。 からだの中の油を溶かす食材の代表は大根や椎茸です。大根は、ふろふき大根にしたり、味噌汁にしたり、どんな料理でも良いです。

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マクロビオティック 五行と食べ物

食べ物は、五つの味に分類されて五行に属すると考えます。五つの味とは、酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(塩辛い味)です。五つの味は、実際に舌で感じる味や治療効果を踏まえて、経験的に分類されたものです。

薬膳の五行

エネルギー(水) 対応する臓腑 肝臓 胆のう 五つの味 酸味 食べ物 りんご、みかん、イチゴ、ぶどう、調味料 その他 梅干し、レモン、ゆず、梅 

エネルギー(火) 対応する臓腑 心臓 小腸 五つの味 苦味 食べ物 にがうり、ふき、たらの芽、よもぎ、レタス

エネルギー(土) 対応する臓腑 脾臓 膵臓 胃 五つの味 甘味 食べ物 米、小麦、そば、黒豆、大豆、豆腐、納豆、かぼちゃ、キャベツ、にんじん、レンコン、白菜 

エネルギー(金) 対応する臓腑 肺 大腸 五つの味 辛味 しそ、生姜、にら、ねぎ、カラシナ、大根、菜の花、らっきょう

エネルギー(水) 対応する臓腑 賢臓 膀胱 五つの味 鹹味 昆布、わかめ、ひじき、味噌、醤油、塩

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マクロビオテイック 五行と臓器

目がおかしい場合、西洋医学では目薬をさします。東洋医学にも、お茶で洗顔するといった方法もありますが、からだ全体がバランスをとれなくなっていると考えて、食事でからだのバランスを整えようとします。マクロビオテイックの元となっているのは、陰陽五行説です。五行では、木火土金水の五つのエネルギーによって宇宙が構成されていると考えます。人体も同じように五つのエネルギーが成り立っています。目がおかしい場合は、肝臓に原因があることが多く、その場合は肝臓を改善する食べ物がすすめられます。陰陽だけでも役立ちますが、五行を用いて、具合の良くない臓器に適した食べ物を選ぶのもおすすめです。五行は、感情とも関係があります。「肝」は「怒り」と関係します。いつもイライラするしたり、ちょっとしたことで怒ってしまうのは「肝」が弱っているためです。「心」は「喜び」と関係します。興奮しやすく、暑くなり安い方は、元気そうに見えても「心」が弱っています。ドキドキして不安になるのも「心」の弱りが原因です。「脾」は「思い」と関係します。「脾」が弱まると、考えすぎたり、憂うつになったり、引きこもりがちです。「肺」は「悲しみ」と関係します。「肺」が弱ると、悲観的に考えてしまったり、寂しくなたりします。「肺」が元気になると、自然とプラス思考になります。「腎」は「恐怖」と関係します。「腎」が弱ると、不安感や恐れの気持ちが強くなります。高所恐怖症や不潔恐怖、対人恐怖症となって現れることもあります。

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