雑穀の有用性としてとりあげられる点として、土壌や気候条件などが不良な土地にも生育できる点である。干ばつでも、土壌が肥沃でない場所や雨量が少なくて乾燥した気候でも,生育が可能である抵抗力が強い作物であることが言える。
稲、小麦、とうもろこしのような主要作物に比べると収量が少ないが、収穫は安定している。
長期間の保存に耐えられる
長期間の保存に耐えられるため、不作の年の救荒作物としての役割もある。
多様な利用法が確立されている
粉にしたり、挽き割りや穀粒のまま調理が可能など多様な利用法が確立されている。
高い栄養価と食味
雑穀は疲労回復や薬用利用されているほか、あわ・きび等は モチ性とウルチ性があり、常食以外に農耕儀礼やハレの習慣に、餅や地酒として雑穀独自の食味と風味が楽しまれてきた。