家庭菜園 土壌微生物

家庭菜園 土壌微生物

分解菌、共生菌、病原菌その他の微生物

10a(1000㎡)の作土(作物の栽培に利用される土)は約100tといわれ、この土の中には700kg前後の生物が生息しています。内訳は、細菌が140~175kgで数が7京(7万兆)、糸状菌が490~525kgで長さが6500万km(月までの距離の170倍)、小動物が35kgです(1989年、西尾)。肉眼では観察できない微生物が土の中には重量比で0.7%生息していることになります。これらの土壌微生物は死滅すると、肥料成分となり、窒素成分で300~500kgに相当します。このように、野菜類を育てるうえで、土壌微生物は大きな役割を担っています。

土壌微生物は有機物を分解する分解菌、野菜の根に共生する共生菌、野菜に病気を発生させる病原菌、働きの不明なその他の微生物に分けられます。これらの微生物で人工的に培養できるのは1%、そのうち働きのわかっている微生物は10%です。すなわち、土壌中で働きのわかっている土壌微生物は0.1%であり、99.9%は働きのわからないその他の微生物です。土壌微生物は、分解できる有機物、共生や寄生できる植物が決まっていて、好き嫌いがはっきりしています。このことは役にも立ちますが、害になることを意味しています。土壌微生物の餌は化学肥料ではなく、堆肥や収穫残渣などの有機物、葉からリーチング(浸出)された物質(乾燥すると葉緑が白くなる物質)、根からエクデュース(老廃物の排泄、根は養分や水分を吸収するだけではなく老廃物の排泄もします)された物質です。このため、土壌微生物の状態を改善するには、有機物を使用する方法と、植物の力を用いる方法があります。

土壌改良の効果が実感できる竹酢液は、国産の竹の原料の産地がきちんと表示されていて、炭になる製法がきちんと説明されている商品です。

家庭菜園で堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

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