家庭菜園 土作りの基本2

家庭菜園 土作りの基本2

土壌の立体構造をつくる

土壌は、母岩が気候や埴生などの影響を受け、長い時間をかけて形成されたもので、下層土(心土)、上層土(作土)の立体構造が作られています。畑や水田は、元の山林・草原や低湿地の地形をそのまま利用した本畑と本田、人為的に高みを削り、窪みを埋めるなど地形を改造した造成畑と造成田に分けられます。本畑・本田は原地形が保存されているため、立体構造がしっかりしているのに対し、造成畑、造成田は立体構造が破壊されている場合が多く、削られた部分は乾燥しやすく、埋められた部分は湿害を受けやすいなど、土壌構造が破壊されていることが多い傾向にあります。農機具があまり発達していなかった時代は、土壌構造に合わせて田畑を畝で区切って利用しました。しかし、近年、多くの圃場は機械化に伴って原地形が無視され、畝が取り除かれて均一化、大規模化されました。このため、土壌表面は均一に見えるものの、土壌構造は不均一となっている場合が多く、これが地力の差となり生産不安定の一因となっています。農業では、薄い作土層による栄養不良は化学肥料の施用などによって解決し、多肥による病害虫の発生は農薬によって防ぐなどの対策がとられました。大規模化によって生じた生産の不安定要因の多くは化学肥料や農薬によって克服されたのです。しかし、家庭菜園では化学肥料や農薬を用いることが少ないため、本来の土壌構造を作る必要があります。

本田・本畑と同じ土壌構造を作る方法として、暗渠の設置や耕起方法の工夫があります。まず、水はけの悪い菜園では暗渠を設置します。70cmの深層暗渠、30cmの浅層暗渠を別個に設置する方法と、深層・浅層暗渠を組み合わせる方法がありますが、土壌や栽培する作物に合わせて設置します。水の流れを変えて、傾斜に沿って、70cmあるいは30cmまで掘り下げて、ここにモミガラを10cm前後入れて、土を戻します。広い家庭菜園の場合は、10cm間隔で平行に設置します。

土壌改良の効果が実感できる竹酢液は、国産の竹の原料の産地がきちんと表示されていて、炭になる製法がきちんと説明されている商品です。

家庭菜園で堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

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