家庭菜園 伝承農法

家庭菜園 伝承農法

残雪の形で種まき時期を知る

植物の栄養素は無機物です。窒素、リン酸、カリウムの三大要素のほか、カルシウム、マグネシウムなどの微量要素も必要です。なかでも、植物が発芽、生育するのに不可欠なのが窒素で、土壌内の有機物が微生物によって分解されるときに発生します(地力窒素)。この分解が行われるには、一定の土壌温度が必要です。

近代農法では、有機物が未分解で、地力窒素が発現されていない低温時期においても、化学肥料によって播種や定植を可能にしてきました。いっぽうで、無肥料や有機質肥料を用いた栽培は、気温や地温の影響を直接受けるため、適温にならなければ播種も定植も出来ません。

伝承農法では、播種などの適期を正確に知る必要があり、そのための方法が、生物指標の利用です。たとえば、カッコウやツツドリは初鳴きで配偶者を求め、交尾後、他の巣に産卵します。こうした生態を利用して、北海道や東北地方では、これらの初鳴きを大豆の播種期やジャガイモの定植期の目安としてきました。日本各地に残雪の形から名前がつけられた農島岳、種山などの地名が残っていますが、これらは自然指標の例です。雪解けの形で水温の上昇を知り、苗代作りや水稲の種まきの指標として利用してきました。(水稲は水温12度以上で生育する。)信州地方では5月下旬~6月に河川の水温が上昇し、水温の種まき適期になります。田植え適期が1カ月以上もある西南暖地にはこのような言い伝えはほとんど見られませんが、信州や東北地方は田植え適期が1週間前後しかない厳しい農業条件から、多くの言い伝えが残っているものと思われます。

土壌改良の効果が実感できる竹酢液は、国産の竹の原料の産地がきちんと表示されていて、炭になる製法がきちんと説明されている商品です。

家庭菜園で堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

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