家庭菜園 有機農法

家庭菜園 有機農法

化学肥料に頼らない有機農法

有機農法は、化学肥料に頼らず、自然環境や生態系と調和した栽培を目指す農法です。その起源はリービッヒとテーアの無機栄養と有機栄養にさかのぼります。リービッヒ(独1803~1873)は、有機化学の研究者で、①それまで農作物の収量を規定するものと考えられていた有機栄養説を否定し、無機栄養学を提案し②土の中で最も少ない必須元素によって植物の生長が決定される「最小律」を樹立しました。化学肥料を開発したのもリービッヒです。テーア(独1725~1823)はリービッヒと対照的な理論を展開しました。リービッヒが実験室の科学であるとすると、テーアは圃場の科学であり、①自らの小農場でモデル経営を行い②劣悪土壌を有機物の投入によって、最高の耕作地に作り変えることを試みました。このことは、医師であったことと、医学から農学に転身したことが深く関係しているのかもしれません。リービッヒの考え方は、近代農法の基礎となり、テーアの考え方は有機農法の基礎となりました。その後ハワード(英1873~1947)は王立科学大学とケンブリッジで農学を学び、インドで30年近くを農業指導者や大学の教官として奉職しました。退官後、「すべての生物は生まれながらにして健康である。この摂理は土壌・植物・動物・人間を1つの鎖の環で結ぶ法則に支配されている」としました。「最初の環=土壌」の弱体と欠陥は「第2の環=植物」に影響し「第3の環=動物」を侵し、「第4の環=人間」にまで至る、というものです。「森林植生にみられる共生の原理に基づく循環系、そこに生命存続のモデルをみることができる。母なる大地から収奪した要素を還元しない化学肥料依存の農法は、近代人の肉体と精神に計り知れない影響を及ぼしている」とし、農作を保証するのは健全で生産的な土壌を維持する自然から供給される有機物であるとしました。

 

 

土壌改良の効果が実感できる竹酢液は、国産の竹の原料の産地がきちんと表示されていて、炭になる製法がきちんと説明されている商品です。

家庭菜園で堆肥として使用するミミズ堆肥は有機特殊肥料として注目されています。

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