家庭菜園 自然農法2

家庭菜園 自然農法2

福岡 正信(1913~2008)

福岡氏は岐阜高等農林学校(現岐阜大学)を卒業し、高知県農業試験場を勤務を経て、昭和22年(1947年)から自然農法に取り組んだとされ、「不耕起」「無肥料」「無農薬」「無除草」を自然農法の4大原則としています。「自然というものが、常に完璧な完全者であり、絶対真理を忠実に実践する神の姿であり、人間もそのふところから離れては生存しえない」(「自然農法 わらない・行わないから「自然=無」」)を栽培技術の基本としています。

川口 由一(1939~)

川口氏は自ら「専業農民」というように「農薬、化学肥料、機械」を使った農業従事者でしたが、昭和53年(1978年)健康を壊して以降自然農法を始めました。岡田氏や福岡氏の影響を受けながら、「農薬や化学肥料を止め」、次に「耕さず」へと独自の農法を確立しました。「自然を科学するということは、自然の生命を観ないということなのです。科学すると見失うのです。科学する目は決して、生命を観れない目なのです。」(「妙なる畑に立ちて」野草社)というように、科学を絶対視することに注意を喚起しています。

三氏の共通点と相違点

三氏の自然農法で異なる点は除草と耕起にあります。除草対策では福岡氏と川口氏は不除草とし、岡田氏は草の生えない管理に重点をおきます。耕起では福岡氏と川口氏は不耕起であり、岡田氏は農作物に合わせた耕起を行います。

科学観では、福岡氏は農林学校や農業試験場での経験から「科学的認識は部分的掌握にすぎない」として、科学には否定的です。岡田氏と川口氏は「科学的認識は否定するものではなく、科学に対する我々の考え方を批判する」として、科学では自然に起こる現象のすべては解決できないとしました。

自然農法は生産性や収益性よりも、自然環境や食料の安全性を重視するため、農業としては成立しにくく、このため信念を持った人々によって、各地に点在して継承されてきました。また、その土地の自然の仕組みを活用するため、圃場条件を選ばない標準的な栽培技術はほとんどなく、地域ごとの土壌や気候条件に合わせて、圃場ごとにさまざまな工夫や各種の栽培技術が考案されています。

 

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