家庭菜園の土 1

家庭菜園の土  1

黒ボク土が多い

日本の畑地帯では、「黒ボク土」が最も利用されているので、家庭菜園でも黒ボク土の土壌が多いです。黒ボク土は黒褐色の火山灰土です。日本は火山国なので、火山の噴出物が広範囲に堆積してそれが母材として発達して黒ボク土になりました。黒ボク土の特徴は、活性アルミナ(酸化アルミニウム)が多く含まれていて、アルミナはリン酸と結合するので作物がリン酸欠乏になりやすく、育ちにくくなります。微生物の働きも弱くなり、やせた土壌になりやすいです。一方で黒ボク土は、通気性や排水性が良く、保水性もいいので適度な湿り気の土になりやすい適正をもっています。黒ボク土が黒色をしているのは、土壌の中に有機物が腐食して多量に集積しているためです。黒ボク土は、他の土壌に比べて腐食含量が高く、少ない場合でも5%、多い場合は20%以上を含む場合があります。その点では質の高い土壌と言えます。「褐色森林土」も畑でよく使用されます。落葉広葉樹が分布する地域で作られます。日本の産地や台地にも広く分布していることから、日本人にとっては最も知られている種類の土壌で「森林土」という名称です。日本の畑は森林を開墾した土地が多いので、畑にも褐色森林土が使用されています。そのため、家庭菜園でも同じように多く使用されています。色合いは褐色です。

熱帯広葉樹が繁殖する場所では、落ち葉によって土壌に有機物が豊富に供給されます。そのため、褐色森林土は微生物の働きで腐食が出来やすく、質の良い土壌になっています。

「岩屑土」も畑として利用されることがあります、山地や丘陵地の斜面に分布する土壌で、表土は浅く表層30cm以内に岩盤が現れます。

また水田に多いが「灰色低地土」と「グライ土」です。ともに沖積地帯に分布し、排水はあまりよくありませんが比較的肥沃で最近では畑に転用されています。グライ土の名称は、下層にある「グライ層」という地層に由来します。グライ層とは、地下水等により土地が酸素の少ない状態になっている部分で、鉄が還元鉄となることから地層が青くなっています。

新しく家庭菜園をはじめる場合、使用する菜園がどういう生成の土なのか気になる場合は、菜園の由来を、土地の所有者や近所の方に尋ねることで、もともと水田だった(水田由来)、畑だった(畑由来)がわかります。水田由来で、土の色が真っ黒の場合は、黒ボク土、灰褐色であれば灰色低地土、下層に青いグライ層があればグライ土と考えられます。グライ層の土を表層に取り出すと、酸素が供給され還元鉄が酸化鉄になり赤褐色に変化します。

家庭菜園が畑由来で、土の色が真っ黒だと黒ボク土で、山林の近くで表土が黒褐色で、黄褐色の次層があれば褐色森林土と考えられます。

 

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